関西フランス語フランス文学研究 第7号(2001年)

『哀れなベルギー!』 あるいはボードレールにおけるカリカチュール 山口 威
マラルメとギュスターヴ・カーン ─ 詩句の観念をめぐる論争 宮嵜克裕
失われた時を求めて』におけるアルベルチーヌの形象の解読 ─ アレゴリーの対象として 浅井直子
『ソドムとゴモラ』のクラゲのイメージ 阪村圭英子
ジッド『女の学校』三部作における作品内の読み手について 小坂美樹
『戦う操縦士』における語りの問題 ─ ≪figural≫と≪narratorial≫の間で 藤田義孝
神と娼婦のあいだ ─ 『マダム・エドワルダ』をめぐる一考察 和田ゆりえ