関西フランス語フランス文学 第3号(1997年)

ネルヴァルにおける登場人物創出のひとつの特徴 ─ 男性登場人物から性別の交錯する人物へ 阪口勝弘
ヴァレリーと19世紀末フランスの「有限主義」の系譜 森本淳生
ポール・ヴァレリーにおける≪un certain regard≫─ 感覚のみで捉えられた視界 林 直子
失われた時を求めて』における人物描写 ─ 心理描写再考 禹 朋子
失われた時を求めて』におけるリヴベルのレストランの描写の生成過程 加藤靖恵
ミシェル・レリスの『成熟の年齢』における「聖なるもの」と「雄牛の角」について 夏目幸子
フランス語の“quand + imparfait”に関して 岩田早苗